体の使い方
脱力とセットの切り替え
脱力
ずっと力を入れて構えていると、動きが硬くなり、息も途中で続かなくなります。構える前は力を抜いておき、打つ瞬間と受ける瞬間だけ必要な分の緊張を入れるのが基本です。抜くときと固めるときをはっきり切り替えることで、関節の動く範囲と反応の速さを保ったまま、ラウンドを通して動き続けられます。
| 種類 | 体の使い方 |
|---|---|
| 構え | オーソドックス(左構え)基準 |
脱力とセットの切り替えのやり方
- 相手との距離があるときは、肩と腕の力を抜いて軽く構えておきます。
- 相手が来そうな気配を感じたら、早めにガードを固めてセットします。
- 打つときは、拳が当たるところでだけ拳と体を締めます。
- 受けるときは、ガードと腹に力を入れて備え、受けたらまた力を抜きます。
脱力とセットの切り替えで意識すること
- 力を入れるのは打つ瞬間と受ける瞬間だけです。それ以外は必要最小限にとどめます。
- 抜いておくと関節が動きやすく、相手の動きにもすぐ反応できます。
- ずっと構えすぎていると息がもちません。ときどき抜く時間を作ります。
- 抜いたままで待たず、相手が来るときは早めに構え直します。
脱力とセットの切り替えのよくある失敗
- 最初から最後まで全身に力を入れて構えてしまう。すると動きが硬くなり、途中で息が上がります。
- 抜いた状態のまま相手の攻撃を迎えてしまう。すると構え直しが間に合わず、まともにもらいます。
- 打つ前から拳を強く握り込んでしまう。するとパンチが遅くなり、始動も読まれやすくなります。
脱力とセットの切り替えの練習のしかた
- シャドーで、力を抜いて動く時間と、相手が来たと想定して素早くガードを固める瞬間を交互に入れます。
- サンドバッグでは、打つまでは腕を緩めておき、当たる瞬間だけ拳を握り込む打ち方を1発ずつ確かめます。
関連する技
左右はオーソドックス(左構え)で書いています。サウスポーの人は左右を入れ替えて読んでください。 表記の読み方