ボクシングの防御と足さばき一覧
相手のパンチをさばく防御と、位置を変える足の運びです。コンビネーションの中にも部品として出てきます。 19件
- パーリングパーリングパーリングは、手のひらで相手のパンチの横を軽く叩き、内側へ弾いて軌道を顔の外へ逸らす防御です。体を大きく動かさずに済むので、外した直後にそのまま反撃へ移れます。とくに相手の左ジャブに合わせて使う場面が多く、弾いて空いた線へ自分のパンチを通す形で攻撃につなげます。
- スリップスリップスリップは、頭をわずかに動かして、まっすぐ来るパンチを外す防御です。両手が構えたまま自由に残るので、外した直後の反撃に最も速くつながります。相手の左ジャブを紙一重でかわし、頭を構えの位置へ戻す勢いを使って、そのままカウンターを返す場面で使います。
- バックステップバックステップバックステップは、後ろへ下がって相手との距離を切る足さばきです。ただ後退するのではなく、相手のパンチを空振りさせて、自分の次の攻撃の準備を作るために使います。下がったら下がりっぱなしにせず、距離を詰めようとして踏み込んできた相手に、こちらから攻撃を返します。
- スリップ→スリップ(二段構え)スリップスリップ一発目をスリップで外しても、相手の攻撃がそこで終わるとは限りません。この二段構えは、二発目が続けて来る前提で、頭を戻したらもう一度スリップして外す防御です。ワンツーのように続けて来るパンチに対して、一発目のあとも気を抜かずに備えるために使います。
- 打ち終わりの離脱離脱打ち終わりの離脱は、パンチを打ったあとにその場へ居着かず、必ず動いて抜けることです。抜け方はバックステップ、スリップ、角度取りの三つです。打ち終わりは相手が最も返しを狙う瞬間なので、そこで動いて相手のカウンターを空振りさせるために使います。
- スリップ→バックステップ(二段構え)スリップバックステップスリップ→バックステップ(二段構え)は、一発目をスリップで外し、続く二発目はバックステップで下がって、距離ごと切る二段構えの防御です。頭の動きだけで二発続けて外すのが難しいときに、足を使って相手の射程から出ます。続けて打ってくる相手に対し、一発目と二発目で守り方を変えるために使います。
- ブロッキング(ガード)ブロッキングブロッキングは、構えた腕でパンチを受け止めて顔や頭を守る防御です。体の位置を動かさず、距離を変えずに受けられるので、相手の打ち終わりにその場からすぐ返せます。ガードを固める基本の形として、離れた距離から近い距離まで、どの距離でも使える防御です。
- 小さく動き続けるステップ小さく動き続けるとは、常に軽くステップを踏んでリズムを取り、足を止めないことです。静止していると体が力み、相手の動きへの反応が遅れます。考えている間も足は動かしておき、長いラウンドでは要所で意図して短く止まり、その止まりを回復や誘いに使います。
- ピボットピボットピボットは、軸足を中心に体の向きを変え、相手の正面から外れる足さばきです。自分は打てる構えを保ったまま、相手にだけ向き直りの手間をかけさせます。攻撃の最後にセットで入れて、打ち終わりに相手の反撃の線から抜け出すための足さばきとして使います。
- 斜め前へ入る足斜め前斜め前へ入る足は、攻撃で距離を詰めるときの踏み込み方です。真横ではなく斜め前へ踏み込むことで、相手の正面を外しながら近づけます。見せる左ジャブとセットで使い、踏み込んだ先で軽く向きを変えて構えを作り直し、正面へ戻りながら本命のパンチを打ちます。
- サイドステップサイドステップサイドステップは、真横へ移動して、自分の立ち位置と頭の位置を同時に変える足さばきです。スリップやバックステップのあとに横へずれる、ロープ際で角度を作って抜け出す、といった守りと位置替えに使います。攻撃で入るときには使わず、そのときは斜め前へ踏み込みます。
- ストッピングストッピングストッピングは、向かってくるパンチを手のひらで正面から押さえて止める防御です。軌道を横へ逸らすパーリングと違い、パンチそのものを止めて、相手の前進とリズムを断ち切ります。前に出てくる相手の勢いを止めたい場面や、相手の攻撃の流れを一度切りたい場面で使います。
- ダッキングダッキングダッキングは、膝を曲げて上体を真下に沈め、フックなどの曲線のパンチを頭の上に通す防御です。膝の曲げ伸ばしで動くのが基本で、腰や背中から折る前屈とは別の動きです。膝で正しく沈めれば、重心が両足の真ん中に残ったままになり、かわした直後に次の一手を打てます。
- 顔ずらし(同時打ちの受け)顔ずらし顔ずらしは、相手と同時にパンチを打ち合う場面で、頭をわずかに軌道の外へ外して受ける防御です。完全にかわすことにこだわらず、当たっても顎先ではなく顔の正面で受けるつもりで顎を引いておきます。受けるだけで終わらず、自分のパンチを止めずに出しながら使うのが前提です。
- 2回連続のバックステップバックステップバックステップバックステップを1回だけ行うと、相手が追ってきたときに、まだパンチの届く距離に残ることがあります。距離を完全に切りたいときは、バックステップを2回続けます。このとき下がる方向は、相手が出してくるパンチが左か右かによって変え、追ってくる道筋から外れます。
- ウィービングウィービングウィービングは、フックなど曲線のパンチの下をくぐって外す防御です。中くらいの距離で使い、くぐった勢いをそのまま反撃に使えるのが特徴です。ワンツーのあとに挟み、相手が返してくるフックの下をくぐってから、ボディ、フックへとつなげる組み立てで使います。
- L字ステップL字ステップL字ステップは、近い距離で前足を後ろ足へ引き寄せ、そこから横へ抜けて、床の上にLの字を描くように動く足さばきです。相手の真横や背後へ回り込むために使います。相手が向き直る前にこちらだけが打てる位置を取れるので、回り込んだ先からそのまま攻撃につなげます。
- 二段ステップ二段ステップ二段ステップは、相手との距離を一歩で大きく詰めるのではなく、小さな二歩に分けて詰める足さばきです。足が床に着いている時間が増えるので、詰める途中で相手が反撃してきても反応できます。ワンツーで入る前の距離詰めなど、相手の反撃が気になる場面で使います。
- バックステップ→構えを見せる→横へバックステップ構えサイドステップバックステップ→構えを見せる→横へは、下がったあとにすぐ構えを見せて相手の追う気を削ぎ、そこから横へ動いて距離を稼ぐ組み立てです。バックステップだけで終わると、追ってくる相手にそのまま詰められます。構えを見せてから横へ動くことで、相手の追撃をもらわずに、安全に立ち位置を変えられます。
該当する技はありません。