ボクシングのコンビネーション一覧
パンチの組み合わせと、その前後の足さばき・防御までをひとつの流れとして載せています。基本の形を先頭に、練習で繰り返し扱われた順に並べています。 74件
- ワンツー12ワンツーは、左ジャブを打ったすぐ後に右ストレートを続ける、もっとも基本のコンビネーションです。左で相手までの通り道と狙いを決め、右で同じ狙いを体の回転ごと打ち抜きます。ほかの多くのコンビネーションの入り口になる形なので、構えと同じくらい最初に固めておきたい技です。
- ワンツーフック123ワンツーフックは、ワンツーの後に左フックを足す、3発のコンビネーションです。真っすぐのパンチだけを続けると攻撃が単調になり相手に読まれやすいので、ここであえて横の回転を組み込みます。右ストレートで回した腰が戻る動きを、そのまま左フックの溜めとして使うのが特徴です。
- ツーワン21ツーワンは、右ストレートを先に打ち、左ジャブで終えるコンビネーションです。左ジャブから入る通常のワンツーとは、打つ順番がちょうど逆になります。右で入ったあと、体を元の構えへ戻しながら左を前に置くので、近い距離での打ち合いでも構えが整った状態で終われます。
- 左ジャブ2連11左ジャブ2連は、左ジャブを2発続けて打つ基本のコンビネーションです。1発目と2発目をずらさず、2発とも同じ軌道で、相手の同じ場所へ正確に通します。同じところへ続けて来ることで相手の視界とガードがそこに固定され、足が止まるので、次の攻撃へつなぐ足場になります。
- パーリング→左ジャブパーリング1パーリング→左ジャブは、相手の左ジャブをパーリングで弾き、すぐに自分の左ジャブを一本返すルーティンです。防御で終わらせず、受けたら打ち返す流れを体に覚えさせるための基本の組み立てです。相手の左ジャブにどう応じるかを考える最初の形として、くり返し練習しておきたい動きです。単純な分、弾く動きの小ささと返す速さがそのまま出ます。
- パーリング→ワンツーパーリング12パーリングは、相手のジャブを手のひらで軽く内側へ弾き、軌道を顔の外へそらす防御です。このページでは、右手で相手の左ジャブを内側へ弾き、その動きを止めずにワンツーで打ち返す流れを扱います。相手がジャブで距離を測ってくる場面や、ジャブを突いて前へ出てくる場面で使います。
- ワンツーワン(3発目が本命)121ワンツーの後にもう一度左ジャブを打つ3発のコンビネーションで、本命は最後の3発目です。手前の2発は相手のガードに軽く触れて、ガードの位置をずらしたり相手の反応を確かめたりするために使います。ガードが動いて空いた所へ、3発目の左ジャブを正確に当てます。
- 左ジャブ→パーリング→ワンツー1パーリング12左ジャブ→パーリング→ワンツーは、自分から左ジャブを出し、相手が返してきた左ジャブをパーリングで弾いて、すぐにワンツーを打ち返すコンビネーションです。ジャブの打ち合いになったときに、受けて終わらず攻撃の流れを取り返すために使います。相手が左ジャブを返してくる癖を持っているときに、とくに使いやすい形です。
- 見せる左ジャブ(当てにいかない)1見せる左ジャブ(当てにいかない)は、当てて効かせることは狙わず、相手に見せることに役割を絞った左ジャブです。伸ばした拳で相手のガードと意識を片側へ引きつけ、本命のパンチが通る道を空けさせます。同時に、伸ばした腕の長さで自分と相手との距離を確かめ、次の一手を打つ位置を決める役目も持ちます。
- ツーフック23ツーフックは、右ストレートを打ったあとに左フックを返すコンビネーションです。まっすぐのパンチだけが続くと、相手は正面を固めて下がれば対応できます。横から入る左フックを混ぜることで、ガードの外側を狙えるようになります。ワンツーの右を打ったあとの返しとしても、単独の組み立てとしても使えます。
- バックステップ→追撃の左ジャブ(相手のワンツーに)バックステップ1バックステップ→追撃の左ジャブ(相手のワンツーに)は、相手のワンツーをバックステップで外して距離を取り、さらに追ってきた相手に左ジャブを当てて前進を止める技です。下がるだけで終わると、相手は勢いに乗って押し込み続けてきます。下がったあとに左ジャブを顔の前へ置くことで、相手の前へ出る勢いそのものを断ちます。
- バックステップ→ワンツーバックステップ12バックステップ→ワンツーは、バックステップで下がって相手の攻撃を外し、そこからワンツーで入り直すコンビネーションです。下がるだけで終わらず、相手の攻撃が空を切った直後を反撃の入り口にします。相手が前に出てくる勢いを空転させ、その勢いが止まった直後にこちらから入ります。相手の踏み込みに下がって合わせる場面で使います。
- 左ジャブ→引き左ジャブ(下がりながら)1バックステップ1左ジャブ→引き左ジャブ(下がりながら)は、左ジャブを打ったあと、打ちながら、または打ち終わりに下がりながら、もう一度左ジャブを出すコンビネーションです。下がる動きを守りだけで終わらせず、相手が追ってくる線の上に左手を置いておくために使います。相手に追われて下がる場面で、そのまま距離を詰めさせないための基本の動きです。
- 深く踏み込むワンツー踏み込み12普段の踏み込みよりも深く入ってからワンツーを打つ動きで、踏み込みの幅を広げるための練習として行います。実戦では、相手が想定しているより近くまで入れるので、そのぶんパンチが当たりやすくなります。ただし、深く入っても構えが崩れず、打ったあとに戻れることが前提です。
- 空打ちの左ジャブ→本命のワンツー空打ち12空打ちの左ジャブ→本命のワンツーは、左ジャブをわざと外して打ち、相手の反応を引き出してから本命のワンツーを打つコンビネーションです。空打ちのジャブに反応して、相手の足が止まったり、ガードの動かし方の癖が見えたりします。その中でも足が止まった瞬間を狙って、本命のワンツーを差し込みます。
- ワンツー→バックステップ→左ジャブ12バックステップ1ワンツー→バックステップ→左ジャブは、ワンツーを打ったあとにバックステップで下がり、間合いを作り直してから左ジャブを置くコンビネーションです。打ち終わりに相手の近くに残らず、追ってくる相手の前に左手を出しておくことで、自分の距離から次の展開を始められます。攻めた直後の守りを固めたいときに使います。
- ワンツーワン→即バックステップ121バックステップワンツーワン→即バックステップは、軽いワンツーから3発目の左ジャブを当て、打った直後にすぐ後ろへ下がるコンビネーションです。手前の2発でガードを動かし、3発目を当てたら相手の届く範囲からそのまま出ていきます。打ち終わりに相手の正面へ残らないので、相手が打ち返してきても空を切らせることができます。
- 見せる左ジャブ→踏み込んで本命のワンツー1踏み込み12見せる左ジャブは、当てることよりも相手の反応を引き出すための軽いジャブです。軽く出して相手がガードを固めたり手を出したりした瞬間に、踏み込んで強いワンツーを打ちます。軽い球と本命の強さの差で、相手の対応を遅らせる組み立てです。距離が少し遠く、そのままでは本命が届かない場面で使います。
- ワンツー→バックステップ→ワンツー12バックステップ12ワンツー→バックステップ→ワンツーは、ワンツーを打ったら一度後ろへ下がって相手の攻撃を外し、もう一度ワンツーで入り直すコンビネーションです。攻撃、離脱、再攻撃の三つをひとまとまりにして回します。下がって距離を作り直してから入るので、2回目のワンツーを打ちやすい間合いから出せます。
- スリップ→右ストレート(クロス)スリップ2スリップ→右ストレート(クロス)は、相手の左ジャブを小さな右へのスリップで外し、その戻りの勢いで右ストレートを打ち込むカウンターです。相手がまっすぐなジャブを出してくる場面で使い、右ストレートは相手のジャブの腕の上を通します。外す動きがそのまま打つ準備になるので、防御と攻撃の間がほとんど空きません。
- スリップ→左フックスリップ3スリップ→左フックは、相手の右ストレートを左へのスリップで外し、そのとき体にできたひねりを左フックの回転に変えて打ち返すカウンターです。相手が右を打ってきたときに、まだ打ち終わらないうちに返しを当てることを狙います。外してから振りかぶるのではなく、外す動きの中で打つ準備を済ませておきます。
- バックステップ→左フックを置くバックステップ3バックステップ→左フックを置くは、まっすぐ前に出てくる相手に対して、下がりながらパンチを外し、後ろ足の着地に合わせて左フックを置くカウンターです。相手の前進に逆らわずに下がり、相手が入ってくる位置へ左フックを待たせておきます。下がる動きと打つ動きの継ぎ目をなくすことで、相手に反応する間を与えません。
- ワンツー→横へスリップ12スリップワンツー→横へスリップは、ワンツーを打ったあと、相手の正面に残らずに横へずれる打ち終わりの動きです。自分の打ち終わりは、相手が左ジャブを返してきやすく、正面に残っていると狙われやすい瞬間です。そこで右足を出して体ごと位置を変え、返してくるジャブの線から外れておきます。
- ワンツー(二段ステップで入る)二段ステップ12ワンツー(二段ステップで入る)は、遠い間合いから、ステップを二回に分けて少しずつ距離を詰めて打つワンツーです。一歩で大きく跳び込むより足が床に着いている時間が長くなるので、入っていく途中を狙われにくくなります。ミット打ちのときの距離感のままでは届かないので、少し深く入るのがこの形の前提です。
- 左ジャブで押す→右ストレート1溜め2左ジャブで押す→右ストレートは、左ジャブを当てるだけで終わらせず、相手のガードや肩に体重を乗せて軽く押し込むコンビネーションです。押された相手はガードが割れて重心が崩れ、元の体勢に立て直そうとします。その一瞬に合わせて後ろ足へ体重を溜め、体全体を連動させて右ストレートを打ち抜きます。
- 空打ちのワンツー→左ジャブ空打ち121空打ちのワンツー→左ジャブは、当てるつもりのないワンツーを先に見せ、相手が反応したところへ本命の左ジャブを通すコンビネーションです。見せ球のワンツーで相手のガードを動かし、足を止めさせます。開いた場所を3発目で突くので、打ちながら相手の反応をよく見ることが欠かせません。
- 同時打ちの左ジャブ(パーリングしながら)パーリング+1同時打ちの左ジャブ(パーリングしながら)は、相手の左ジャブを右手でパーリングしながら、同じタイミングで自分の左ジャブを打ち込む技です。弾いてから返す「パーリング→左ジャブ」と違い、受けと打ちが同時に起こります。相手が打ってきた瞬間を、そのまま反撃の時間にします。相手の左ジャブに先に手を出せるため、打ち合いの主導権を取りやすくなります。
- 誘いのバックステップ→右ストレートバックステップ2誘いのバックステップ→右ストレートは、相手に押されて下がるのではなく、自分から下がって相手を呼び込み、踏み込んできたところに右ストレートを合わせるカウンターです。下がる動きを、相手を前へ誘い出すための仕掛けとして使います。下がっている間も右を出せる溜めを残しておくことで、相手の踏み込みの瞬間に合わせられます。
- ワンツーフック(小・小・大)123ワンツーフック(小・小・大)は、ワンツーフックに、はっきりした強弱をつけた形です。左ジャブと右ストレートは浅く短い捨て球にして相手のガードを集め、本命の左フックでだけ大きく踏み込みます。3発の中でいちばん距離の短い左フックに合わせて立ち位置を決めるのが、この形の考え方です。
- 空打ち→左ジャブ→下がり左ジャブ→ワンツー空打ち11バックステップ12空打ち→左ジャブ→下がり左ジャブ→ワンツーは、空打ちの左ジャブから入り、左ジャブ、下がりながらの左ジャブを挟んで、入り直してワンツーを打つ応用のコンビネーションです。前に出る、下がる、また出るとリズムを変えることで、相手に次の動きを読ませないことを狙います。基本のワンツーや引きジャブに慣れてから取り組む組み立てです。
- スリップ→左ボディスリップ3bスリップ→左ボディは、相手のパンチをスリップで外し、その戻り際に左のボディフックを短く打ち込むカウンターです。顔への返しと違い、外した低い位置から腹を狙えるので、相手の防御の意識を上下に散らせます。防御で終わらずすぐ反撃へ移る流れを体に覚えさせる、決まった型としても繰り返します。
- ブロッキング→即時反撃ブロッキング12ブロッキング→即時反撃は、ブロッキングで相手のパンチを受け止めたあと、その位置から間を置かずに左ジャブやワンツーを返すコンビネーションです。受けるだけで終わると守りに回る時間が長くなり、相手に次のパンチを打たれ続けます。受けた直後は相手の打ち終わりと重なるので、反撃を差し込みやすい瞬間です。
- 出し切らないワンツーフック123出し切らないワンツーフックは、ワンツーフックを、力をほとんど入れずに形だけ見せるコンビネーションです。当てにはいかず、同じ調子で続いていた攻撃のリズムを変えるために使います。同時に、相手がどこを守り、どちらへ動くかを見て、次の本気の攻撃の材料にするための球でもあります。
- 左アッパー→重心戻し→右ストレート5重心戻し2左アッパー→重心戻し→右ストレートは、左アッパーを打ったあと、重心を前後の足の真ん中へ戻してから本命の右ストレートを打つコンビネーションです。左アッパーで下からガードを崩し、正面が空いたところへ右をまっすぐ通します。間に重心を戻す動作をはさむことで、右に体重を乗せられます。アッパーで前へ突っ込みやすい人ほど、この戻しを丁寧に練習します。
- 左ジャブ→右ストレート→左アッパー125左ジャブ→右ストレート→左アッパーは、左ジャブと右ストレートのあとに、左アッパーで顔を突き上げる3連打です。ワンツーで相手のガードを正面に固めさせ、その間を下から通します。ワンツーで近づいた距離から、そのまま打てる組み合わせです。右ストレートのあとに重心を真ん中へ戻すことで、3発目のアッパーに力が乗ります。
- 左ジャブ→見る→ワンツー1見る12左ジャブ→見る→ワンツーは、左ジャブを1発出し、相手がどう反応したかを一瞬だけ見てから本命のワンツーを打つコンビネーションです。最初のジャブで距離と相手の反応を確かめるので、当たる見込みが立った状態で本命を打てます。打ちっぱなしにせず、見てから選ぶという流れを身につけるための形です。
- 短い右ボディアッパー6b右ボディアッパーのミニは、右拳を縦の軌道で短く突き上げて相手の腹を打つパンチです。大きく振り上げず体の前で小さく打つので、近い距離でも隙を作りにくい形です。打ったあとにガードを上げ直さずに済む位置で拳を止めます。強く打ち抜くより、小さく当てて次へつなぐ使い方をします。
- 顔面左アッパー(単発)5左アッパーは、左拳を下から突き上げて相手の顎や顔を打つパンチです。相手が近くにいて正面のガードを固めているときに、ガードの間を下から通して当てます。肘の角度を変えずに最短距離で打つと、相手に読まれにくくなります。当たる瞬間に肩甲骨を前へ出すと、もう一段深く届きます。
- ツーアッパー(右→右アッパー)26ツーアッパーは、右ストレートのあとに同じ右手でアッパーを続けるコンビネーションです。右ストレートを嫌って相手がガードを固めたところへ、下から右を突き上げます。同じ手を続けて出すので、反対の手を待っている相手の意表を突けます。肘を畳み直さずにつなぐと、2発目を速く出せます。
- ブロッキング→右ストレート(相手のワンツーに)ブロッキング2ブロッキング→右ストレート(相手のワンツーに)は、相手のワンツーを両腕のガードで受け止め、相手が右を打ち終わった直後に右ストレートで返すカウンターです。避ける余裕のない近い距離や、相手が連打で押してくる場面で使います。受けて終わらず、体幹を締めて受けたその場から打ち返すところまでを一つの動作にします。
- 右アッパー→左ボディ63b右アッパー→左ボディは、軽い右アッパーで相手のガードを上げさせ、空いた脇腹へ本命の左ボディを強く打つコンビネーションです。下から顔を突かれると相手は腕を締めて上を守ろうとするので、その瞬間に下を狙います。近い距離で使う組み合わせです。右アッパーで体を前へ流さず、その場で沈んで左ボディへつなぎます。
- 右ボディアッパー→左フック6b3右ボディアッパー→左フックは、右ボディアッパーで相手の腹を下から突き上げ、続けて左フックで顔面を横から狙う近距離のコンビネーションです。右の下から左の上へと対角線に攻めるので、腹に意識が向いた相手のガードの上を取りやすくなります。体が触れ合うほどの近い距離で、上だけを守る相手を崩したいときに使います。
- ワンツー→ピボット12ピボットワンツー→ピボットは、ワンツーを打った後、前足を軸に体を回して相手の正面から外れるコンビネーションです。腕がいちばん伸びる長い距離で相手を突き放すように打ち、その流れのまま横へ角度を取ります。相手は向き直らないと次を打てないので、そのぶん攻撃でも防御でも一手遅れることになります。
- ワンツー→歩いて詰める12詰めるワンツー→歩いて詰めるは、ワンツーを打ったあと、もう一歩前に出て相手との距離を詰める動きです。当てたあとに自分から離れてしまうと、相手に立て直す時間を与え、せっかくのワンツーが生きません。跳び込むステップインではなく、歩くように足を運んで詰め、次の攻撃につながる距離を保ちます。
- ワンツー(その場・距離を測る)その場12ワンツー(その場・距離を測る)は、足を前に出さず、その場で腰と肩の回転だけを使って打つワンツーです。ラウンドの始めにまずこれを出すと、今の自分の立ち位置から相手に拳が届くかどうかがはっきり分かります。届けばそのまま攻め、届かなければ踏み込みを足す、という次の判断の基準になります。
- 左アッパー→右フック→左ボディ543b左アッパー→右フック→左ボディは、左アッパー、右フック、左ボディフックと続ける近距離用のコンビネーションです。下から上、横、そして下へと打つ方向を変えていくので、相手は一か所のガードでは守り切れません。体が近い距離で手数を出したいときに使います。離れて構え直す余裕のない打ち合いの中で、相手のガードを上下に揺さぶります。
- 左ジャブ→右ストレート→左ボディ→右アッパー123b6左ジャブ→右ストレート→左ボディ→右アッパーは、ワンツーで顔を2発打ったあと、左ボディフックで下を打ち、右アッパーで再び顔を狙う4連打です。上、上、下、上と高さを変えるので、相手のガードを上下に振れます。ワンツーと、右から左ボディへの対角線が崩れずに打てるようになってから取り組む発展形です。
- 斜めに踏み込むワン・ツー・ワン12斜め前1斜めに踏み込むワン・ツー・ワンは、ワンツーを打った後、3発目の左ジャブを打つのと同時に左斜め前へ踏み込むコンビネーションです。打ちながら相手の正面の線から外れるので、相手の返しを受けにくく、次の攻撃も打ちやすい角度に立てます。ステップとジャブがぴったり重なって、初めてこの形になります。
- 右アッパー(単発)6右アッパーは、右拳を下から突き上げて相手の顎や顔を打つパンチです。近い距離で、相手が頭を下げたときや正面のガードを固めたときに使います。腕で振り上げずに体の回転で拳を運ぶと、打ったあとの隙を小さくできます。拳は振り抜かず、顎の高さで止めて顔の守りに戻します。
- その場から右を出す(足止め)その場2踏み込まずに、その場から右ストレートを出すだけの動きで、当てることは狙いません。右が飛んでくるだけで相手は前に出る足を止めるので、そのぶん自分が攻めるスペースが広がります。前に出てくる相手の勢いを止めて、自分が先に動く時間を作りたい場面で使います。
- 同時打ちの右ストレート(肩の入れ替え)顔ずらし+2同時打ちの右ストレート(肩の入れ替え)は、相手のパンチに合わせて顔を左へわずかにずらし、右肩を左肩より前へ入れ替えるようにして右ストレートを打つカウンターです。肩の入れ替えがリーチを伸ばすと同時に、自分の頭を相手の攻撃の線から外します。打つ動きがそのまま守りにもなるので、相手と同時に打ち合う場面で使います。
- 左ボディフック→右フック3b4左ボディフック→右フックは、左ボディフックで相手の腹を打ち、体が斜めに傾いたその体勢から右フックで顔面を追うコンビネーションです。ボディを打たれた相手はガードが下がります。その下がったガードの上を右フックで取りにいきます。左ボディを打ったあとの体勢をそのまま次の一発に変えるので、間が空きません。
- ツーフックツー232ツーフックツーは、右ストレートから始め、左フックを挟んでもう一度右ストレートを打つコンビネーションです。右を主体にした攻撃で、右、左、右と腰の回転の向きを素早く入れ替えていきます。相手は右と左の両方を同時に守らなければならず、どちらを先に守るかを決めきれなくなります。
- 二段構えの反撃(反撃の反撃)パーリング12二段構えの反撃(反撃の反撃)は、相手のパンチをパーリングで弾いたあと、浅い左ジャブで相手の打ち返しを誘い、その打ち返しに合わせて本命の右ストレートを差し込む組み立てです。一度の反撃で終わらず、受ける、返す、相手の返しにさらに合わせるまでを一続きにします。相手もカウンターを狙ってくる場面で、その狙いを逆に利用します。
- ワンツーフック→ピボット123ピボットワンツーフック→ピボットは、左ジャブ、右ストレート、左フックと打ったあと、ピボットで体の向きを変えて相手の正面から外れるコンビネーションです。打ち終わりに相手の正面に残ると、そこは相手の反撃がまっすぐ届く位置になります。攻撃の締めに足を加えて、その位置から角度をつけて離れます。
- レバーショット(左ボディフックで肝臓へ)3bレバーショットは、左ボディフックで相手の右脇腹を打つパンチです。肝臓は相手の体の右側にあるので、オーソドックスの左フックが届きやすい位置にあります。近い距離で、相手のガードが顔に集まっているときに狙います。打ったあとの重心の戻し方まで含めて、ひとつの動作として覚えます。
- 溝打ち(左ボディストレートでみぞおちへ)1b溝打ちは、左ボディストレートで相手のみぞおちを打つパンチです。外側から回すレバーショットと違い、体の中心へまっすぐ差し込みます。相手が前かがみに出てきた場面で、その動きに合わせて深く打ち込みます。顔を守るガードの下を通るので、上を固めた相手にも届きます。
- 同時打ちの左ジャブ(手で止める)ストッピング+1同時打ちの左ジャブ(手で止める)は、相手が左ジャブを打ってくるのに合わせて一歩踏み込み、右手でその出端を押さえ止めながら、同時に自分の左ジャブを出すカウンターです。相手のジャブを横へ逸らすのではなく正面から止めるので、相手の前進とリズムをまとめて崩せます。ジャブで主導権を取りにくる相手への対処として使います。
- 同時打ちの左ジャブ(顔をずらす)顔ずらし+1同時打ちの左ジャブ(顔をずらす)は、相手の左ジャブに合わせて、頭をわずかに軌道の外へずらしながら自分の左ジャブを打ち、打ち勝つカウンターです。顎を引いた構えのまま行うので、もし当たっても顎先ではなく顔の正面で受けられます。目を逸らさずに相手を見たまま打つことで、ジャブの差し合いで先に当てる形を作ります。
- 同時打ちの左ジャブ(止めてから外す)ストッピングスリップ+1同時打ちの左ジャブ(止めてから外す)は、相手のパンチを手で止める動きと、頭をずらして外す動きを重ねてから、左ジャブを打つ組み合わせです。止める、外す、打つの三つを切れ目なくつなげ、防御と攻撃の連鎖を重ねる練習として組みます。一つの防御でしのぎきれないときにも、もう一段の守りを挟んでから打ち返せるようになります。
- ワンツー→前に出て右ボディストレート12踏み込み2bワンツー→前に出て右ボディストレートは、顔へのワンツーを打ったあと一歩前に出て、そのまま右ボディストレートへつなぐコンビネーションです。顔へのワンツーで相手のガードを上に集め、そのあと空いた腹を同じ右手でまっすぐ打ちます。急がず、右ストレートを打ったときの体の角度が残っているうちに打ちます。
- ウィービング→左ボディウィービング3bウィービング→左ボディは、相手のフックの下をウィービングでくぐって外し、くぐった勢いのまま左のボディフックを打ち返すカウンターです。避けて終わらず、外した低い体勢から下へ返すところまでを一つの流れにします。相手がフックを空振りした直後は腹への守りが手薄になりやすく、その瞬間を狙います。
- 右ショートフック→右ボディアッパー46b右ショートフック→右ボディアッパーは、近い距離で、右のショートフックを顔面へ入れ、続けて同じ右でボディへ突き上げるコンビネーションです。1発目のフックで相手の意識とガードを顔の高さへ引きつけておき、そのぶん空いた腹を下から打ちます。同じ手を続けて使うので、1発目を当てたら間を空けずに2発目へ移ります。
- 左ジャブセット→右ボディストレート12b左ジャブセット→右ボディストレートは、左ジャブを見せて相手の目線とガードを上へ集め、空いた腹へ右ストレートを打ち込むコンビネーションです。顔へのワンツーと同じ入り方から下へ打ち分けられるので、上ばかり守っている相手に使えます。頭を低くしたまま打つため、相手の左ジャブももらいにくい形になります。
- 誘いの左ジャブ→パーリング→本命の左ジャブ1パーリング1誘いの左ジャブ→パーリング→本命の左ジャブは、誘いの左ジャブで相手のカウンターの左ジャブを引き出し、それを右手でそらして、相手の体勢が崩れた瞬間に本命の左ジャブを入れるコンビネーションです。左ジャブだけで相手の反撃を誘い、その反撃を自分の攻撃の入り口に変えます。相手がこちらの左ジャブにカウンターを合わせてくる場面で使います。
- 左ジャブ2発→踏み込んで右ストレート11踏み込み2左ジャブ2発→踏み込んで右ストレートは、左ジャブ2発で相手の視界とガードを固定し、足を止めさせてから、踏み込んで右ストレートを差し込むコンビネーションです。ジャブは速さよりも、同じ場所へ通す正確さを優先します。右を打ったらすぐにガードへ戻し、足で距離を取り直すところまでが一つの流れです。
- 対角線(右ストレート→左ボディフック)23b対角線(右ストレート→左ボディフック)は、右ストレートで顔を打ち、腰が戻る勢いで左ボディフックを脇腹へ返すコンビネーションです。右手で上、左手で下と、体の対角線を使って打ち分けます。右で回した腰をそのまま逆へ回すので、少ない動きで次のパンチを出せます。顔を守ろうとガードを上げた相手の、空いた脇腹を狙う形です。
- 左アッパーと左フックを同じ入りから53左アッパーと左フックを同じ入りからは、左アッパーと左フックを、同じ肘の動きから打ち分ける技術です。始動が同じなら、相手は拳が当たる直前までどちらが来るか判断できません。左アッパーのあとに左フックを続けると、下からの攻撃に備えた相手の顔の横を打てます。近い距離で左手の選択肢を増やす技術です。
- L字ステップ→ワンツーL字ステップ12L字ステップ→ワンツーは、近い距離で前足を後ろ足の近くへ素早く引き寄せ、そこから左へ抜けてLの字を描くように位置を変え、ワンツーを打つ組み合わせです。相手の真横や背中側といった、相手から見えにくい位置を取ってから打ちます。正面で向き合ったまま打ち合う状態から抜け出す手段として使います。
- 沈むフェイント→顔面ワンツー沈むフェイント12沈むフェイント→顔面ワンツーは、体を下へ沈める動きだけを見せて相手の意識を下へ散らし、すぐに顔へワンツーを打つ組み合わせです。相手がボディを守ろうとして防御を下へ寄せた隙に、空いた顔を狙います。実際にはボディを打たず、沈む動きを見せることだけで相手の防御の配分を誤らせるのが狙いです。
- 斜め前へ踏み込んで右ボディストレート1斜め前ピボット2b斜め前へ踏み込んで右ボディストレートは、左ジャブで相手の意識を顔(上)へ集めながら左足を斜め前へ踏み込み、ピボットで相手の側面へ回って右ボディストレートを打つ技です。相手の右腕の外側は守りが薄い位置なので、正面から打つより当てやすくなります。足の運びと打撃を組み合わせる練習にも向いています。
- ジャブバックジャブバックジャブ1バックステップ1バックステップ1ジャブバックジャブバックジャブは、左ジャブを打って下がり、また打って下がり、最後にもう一度打つコンビネーションです。前に出てくる相手を、下がりながら左ジャブで迎え続け、簡単に距離を詰めさせない場面で使います。当てることより、力を抑えて崩れずに動き続けられることを優先します。
- 布石を使った対角線1123b6布石を使った対角線は、軽い左ジャブと出しかけの右で相手のガードを上げさせ、左ボディフックから右アッパーへつなぐコンビネーションです。前半の3発は当てるためではなく、本命の左ボディの準備に使います。上へ散らして下を打ち、最後にまた顔を狙う流れで、相手のガードを上下に揺さぶります。
- ワンツーフック→サイドへ→ワンツー123サイドステップ12ワンツーフック→サイドへ→ワンツーは、ワンツーフックで相手をその場に固め、自分はサイドステップで横へ回ってから、本命のワンツーを打ち込むコンビネーションです。相手が正面を向いたままその場に止まっているうちに、自分だけが動いて角度を変えます。向き直られる前に打つことで、正面からの打ち合いを避けられます。
該当する技はありません。