コンビネーション
布石を使った対角線
1左ジャブ1左ジャブ2右ストレート3b左ボディフック6右アッパー
流れ軽く左ジャブ → 軽く左ジャブ → 軽く右ストレート → 左ボディフック → 右アッパー
布石を使った対角線は、軽い左ジャブと出しかけの右で相手のガードを上げさせ、左ボディフックから右アッパーへつなぐコンビネーションです。前半の3発は当てるためではなく、本命の左ボディの準備に使います。上へ散らして下を打ち、最後にまた顔を狙う流れで、相手のガードを上下に揺さぶります。
布石を使った対角線の手順
- 軽い左ジャブを顔へ続けて出し、相手の意識とガードを上へ引きつけます。
- ガードが上がったら、右ストレートは打ち抜かずに軽く出すだけにします。同時に左肩を下げ、左ボディの溜めを作ります。
- 出した右を引き戻すのと同じタイミングで体の軸を逆へ回し、左ボディフックを脇腹へ打ちます。
- 左ボディで斜めに傾いた体勢のまま、右アッパーで顔を突き上げます。ここは右フックで顔を打っても構いません。
- 打ち終えたら両手を顔の前へ戻し、構えを整えます。
布石を使った対角線で意識すること
- 左ジャブは軽く出し、相手の目線を上へ集めることだけを狙います。強く打つと次の動作に入るのが遅れます。
- 右は出しかけで止め、そのあいだに左肩を下げて左ボディの準備を終えておきます。右を打ち抜こうとすると準備が間に合いません。
- 右を引く動きと、軸を逆へ回す動きを同時に行います。この連動が左ボディの威力になります。
- 最後の右は、左ボディで斜めになった体勢をそのまま使って出します。姿勢を起こしてから打つと間が空きます。
布石を使った対角線のよくある失敗
- 右ストレートを本気で打ち抜いてしまう。すると体が前へ流れ、左ボディの溜めが作れません。
- 左ボディのあと上体を起こしてから右を出してしまう。すると相手がガードを戻す時間ができ、最後の顔への1発が止められます。
布石を使った対角線の練習のしかた
- シャドーで、ジャブ、ジャブ、出しかけの右までは軽く、左ボディと右アッパーだけを強く打つ強弱をつけて繰り返します。
- サンドバッグでは、前半の3発をバッグに触れる程度に当て、左ボディを腹の高さへ、右アッパーを顔の高さへ打ち込みます。最後の右まで体勢が崩れていないかを確かめます。
関連する技
左右はオーソドックス(左構え)で書いています。サウスポーの人は左右を入れ替えて読んでください。 表記の読み方