ボクシングの強弱をつける技
軽く見せる球と本命の球を打ち分ける技です。薄い色のチップが軽く打つ球です。 20件
- ワンツーワン(3発目が本命)121ワンツーの後にもう一度左ジャブを打つ3発のコンビネーションで、本命は最後の3発目です。手前の2発は相手のガードに軽く触れて、ガードの位置をずらしたり相手の反応を確かめたりするために使います。ガードが動いて空いた所へ、3発目の左ジャブを正確に当てます。
- 見せる左ジャブ(当てにいかない)1見せる左ジャブ(当てにいかない)は、当てて効かせることは狙わず、相手に見せることに役割を絞った左ジャブです。伸ばした拳で相手のガードと意識を片側へ引きつけ、本命のパンチが通る道を空けさせます。同時に、伸ばした腕の長さで自分と相手との距離を確かめ、次の一手を打つ位置を決める役目も持ちます。
- 空打ちの左ジャブ→本命のワンツー空打ち12空打ちの左ジャブ→本命のワンツーは、左ジャブをわざと外して打ち、相手の反応を引き出してから本命のワンツーを打つコンビネーションです。空打ちのジャブに反応して、相手の足が止まったり、ガードの動かし方の癖が見えたりします。その中でも足が止まった瞬間を狙って、本命のワンツーを差し込みます。
- ワンツーワン→即バックステップ121バックステップワンツーワン→即バックステップは、軽いワンツーから3発目の左ジャブを当て、打った直後にすぐ後ろへ下がるコンビネーションです。手前の2発でガードを動かし、3発目を当てたら相手の届く範囲からそのまま出ていきます。打ち終わりに相手の正面へ残らないので、相手が打ち返してきても空を切らせることができます。
- 見せる左ジャブ→踏み込んで本命のワンツー1踏み込み12見せる左ジャブは、当てることよりも相手の反応を引き出すための軽いジャブです。軽く出して相手がガードを固めたり手を出したりした瞬間に、踏み込んで強いワンツーを打ちます。軽い球と本命の強さの差で、相手の対応を遅らせる組み立てです。距離が少し遠く、そのままでは本命が届かない場面で使います。
- 左ジャブで押す→右ストレート1溜め2左ジャブで押す→右ストレートは、左ジャブを当てるだけで終わらせず、相手のガードや肩に体重を乗せて軽く押し込むコンビネーションです。押された相手はガードが割れて重心が崩れ、元の体勢に立て直そうとします。その一瞬に合わせて後ろ足へ体重を溜め、体全体を連動させて右ストレートを打ち抜きます。
- 空打ちのワンツー→左ジャブ空打ち121空打ちのワンツー→左ジャブは、当てるつもりのないワンツーを先に見せ、相手が反応したところへ本命の左ジャブを通すコンビネーションです。見せ球のワンツーで相手のガードを動かし、足を止めさせます。開いた場所を3発目で突くので、打ちながら相手の反応をよく見ることが欠かせません。
- ワンツーフック(小・小・大)123ワンツーフック(小・小・大)は、ワンツーフックに、はっきりした強弱をつけた形です。左ジャブと右ストレートは浅く短い捨て球にして相手のガードを集め、本命の左フックでだけ大きく踏み込みます。3発の中でいちばん距離の短い左フックに合わせて立ち位置を決めるのが、この形の考え方です。
- 出し切らないワンツーフック123出し切らないワンツーフックは、ワンツーフックを、力をほとんど入れずに形だけ見せるコンビネーションです。当てにはいかず、同じ調子で続いていた攻撃のリズムを変えるために使います。同時に、相手がどこを守り、どちらへ動くかを見て、次の本気の攻撃の材料にするための球でもあります。
- 左アッパー→重心戻し→右ストレート5重心戻し2左アッパー→重心戻し→右ストレートは、左アッパーを打ったあと、重心を前後の足の真ん中へ戻してから本命の右ストレートを打つコンビネーションです。左アッパーで下からガードを崩し、正面が空いたところへ右をまっすぐ通します。間に重心を戻す動作をはさむことで、右に体重を乗せられます。アッパーで前へ突っ込みやすい人ほど、この戻しを丁寧に練習します。
- 左ジャブ→見る→ワンツー1見る12左ジャブ→見る→ワンツーは、左ジャブを1発出し、相手がどう反応したかを一瞬だけ見てから本命のワンツーを打つコンビネーションです。最初のジャブで距離と相手の反応を確かめるので、当たる見込みが立った状態で本命を打てます。打ちっぱなしにせず、見てから選ぶという流れを身につけるための形です。
- 右アッパー→左ボディ63b右アッパー→左ボディは、軽い右アッパーで相手のガードを上げさせ、空いた脇腹へ本命の左ボディを強く打つコンビネーションです。下から顔を突かれると相手は腕を締めて上を守ろうとするので、その瞬間に下を狙います。近い距離で使う組み合わせです。右アッパーで体を前へ流さず、その場で沈んで左ボディへつなぎます。
- その場から右を出す(足止め)その場2踏み込まずに、その場から右ストレートを出すだけの動きで、当てることは狙いません。右が飛んでくるだけで相手は前に出る足を止めるので、そのぶん自分が攻めるスペースが広がります。前に出てくる相手の勢いを止めて、自分が先に動く時間を作りたい場面で使います。
- 二段構えの反撃(反撃の反撃)パーリング12二段構えの反撃(反撃の反撃)は、相手のパンチをパーリングで弾いたあと、浅い左ジャブで相手の打ち返しを誘い、その打ち返しに合わせて本命の右ストレートを差し込む組み立てです。一度の反撃で終わらず、受ける、返す、相手の返しにさらに合わせるまでを一続きにします。相手もカウンターを狙ってくる場面で、その狙いを逆に利用します。
- 左ジャブセット→右ボディストレート12b左ジャブセット→右ボディストレートは、左ジャブを見せて相手の目線とガードを上へ集め、空いた腹へ右ストレートを打ち込むコンビネーションです。顔へのワンツーと同じ入り方から下へ打ち分けられるので、上ばかり守っている相手に使えます。頭を低くしたまま打つため、相手の左ジャブももらいにくい形になります。
- 左ジャブ2発→踏み込んで右ストレート11踏み込み2左ジャブ2発→踏み込んで右ストレートは、左ジャブ2発で相手の視界とガードを固定し、足を止めさせてから、踏み込んで右ストレートを差し込むコンビネーションです。ジャブは速さよりも、同じ場所へ通す正確さを優先します。右を打ったらすぐにガードへ戻し、足で距離を取り直すところまでが一つの流れです。
- 布石を使った対角線1123b6布石を使った対角線は、軽い左ジャブと出しかけの右で相手のガードを上げさせ、左ボディフックから右アッパーへつなぐコンビネーションです。前半の3発は当てるためではなく、本命の左ボディの準備に使います。上へ散らして下を打ち、最後にまた顔を狙う流れで、相手のガードを上下に揺さぶります。
- 右は体重を乗せる間を作る右は溜める右ストレートは、後ろ足に体重を乗せてから打つと重くなります。そのためには「トン」と急いで出すのではなく、「トン、と」と短い間を作ります。少し遅くなっても、体重が乗るほうを優先します。ワンツーの右が軽いと感じるときや、右を急いで打つ癖があるときに見直します。
- 同じテンポを続けない緩急同じ強さ、同じ速さのパンチを続けていると、相手はそのリズムに慣れて対応してきます。速いと遅い、強いと弱いを混ぜることで、その慣れをリセットします。強いパンチほど、繰り返すと効かなくなる点にも気をつけます。連打が単調になり、相手に見切られやすい人に向けた考え方です。
- 連結の途中は7割体勢作り連結の途中は7割とは、コンビネーションの途中のパンチを全力で打たないという考え方です。ワンツーフックなら、真ん中の右ストレートは最後のフックを当てるための体勢作りとして打ちます。全部を全力で打つと、リズムを読まれてスタミナも切れていきます。
該当する技はありません。