ボクシングの距離をつくる・測る技
自分と相手の距離を測り、届く位置へ入る、届かない位置へ外れるための技と習慣です。 13件
- ワンツー12ワンツーは、左ジャブを打ったすぐ後に右ストレートを続ける、もっとも基本のコンビネーションです。左で相手までの通り道と狙いを決め、右で同じ狙いを体の回転ごと打ち抜きます。ほかの多くのコンビネーションの入り口になる形なので、構えと同じくらい最初に固めておきたい技です。
- 見せる左ジャブ(当てにいかない)1見せる左ジャブ(当てにいかない)は、当てて効かせることは狙わず、相手に見せることに役割を絞った左ジャブです。伸ばした拳で相手のガードと意識を片側へ引きつけ、本命のパンチが通る道を空けさせます。同時に、伸ばした腕の長さで自分と相手との距離を確かめ、次の一手を打つ位置を決める役目も持ちます。
- 深く踏み込むワンツー踏み込み12普段の踏み込みよりも深く入ってからワンツーを打つ動きで、踏み込みの幅を広げるための練習として行います。実戦では、相手が想定しているより近くまで入れるので、そのぶんパンチが当たりやすくなります。ただし、深く入っても構えが崩れず、打ったあとに戻れることが前提です。
- ワンツー(二段ステップで入る)二段ステップ12ワンツー(二段ステップで入る)は、遠い間合いから、ステップを二回に分けて少しずつ距離を詰めて打つワンツーです。一歩で大きく跳び込むより足が床に着いている時間が長くなるので、入っていく途中を狙われにくくなります。ミット打ちのときの距離感のままでは届かないので、少し深く入るのがこの形の前提です。
- ワンツーフック(小・小・大)123ワンツーフック(小・小・大)は、ワンツーフックに、はっきりした強弱をつけた形です。左ジャブと右ストレートは浅く短い捨て球にして相手のガードを集め、本命の左フックでだけ大きく踏み込みます。3発の中でいちばん距離の短い左フックに合わせて立ち位置を決めるのが、この形の考え方です。
- ワンツー→歩いて詰める12詰めるワンツー→歩いて詰めるは、ワンツーを打ったあと、もう一歩前に出て相手との距離を詰める動きです。当てたあとに自分から離れてしまうと、相手に立て直す時間を与え、せっかくのワンツーが生きません。跳び込むステップインではなく、歩くように足を運んで詰め、次の攻撃につながる距離を保ちます。
- ワンツー(その場・距離を測る)その場12ワンツー(その場・距離を測る)は、足を前に出さず、その場で腰と肩の回転だけを使って打つワンツーです。ラウンドの始めにまずこれを出すと、今の自分の立ち位置から相手に拳が届くかどうかがはっきり分かります。届けばそのまま攻め、届かなければ踏み込みを足す、という次の判断の基準になります。
- その場から右を出す(足止め)その場2踏み込まずに、その場から右ストレートを出すだけの動きで、当てることは狙いません。右が飛んでくるだけで相手は前に出る足を止めるので、そのぶん自分が攻めるスペースが広がります。前に出てくる相手の勢いを止めて、自分が先に動く時間を作りたい場面で使います。
- 二段ステップ二段ステップ二段ステップは、相手との距離を一歩で大きく詰めるのではなく、小さな二歩に分けて詰める足さばきです。足が床に着いている時間が増えるので、詰める途中で相手が反撃してきても反応できます。ワンツーで入る前の距離詰めなど、相手の反撃が気になる場面で使います。
- 自距離を知る自距離自距離とは、ステップを使わずにパンチが届く自分の距離のことです。これを正確に知っていれば、無駄に突っ込みすぎずにすみ、打ち終わりの体勢も崩れにくくなります。ラウンドの最初にその場でワンツーを出して当たりを測り、届かなければ大きく踏み込まずに半歩だけ踏み込みます。
- 距離で技を選ぶ距離で選ぶパンチには、それぞれ当てやすい距離があります。遠い距離から中間の距離ではストレート、近い距離ではフックとアッパーを使うのが基本の打ち分けです。近づくとストレートの軌道が詰まってしまうので、距離が縮まったら体のひねりを使える横と下からの打撃へ切り替えます。
- ミットより拳1つ分深く拳1つ分ミット打ちでちょうどよく当たる距離は、人の顔面に向けると少し浅く、そのまま打つと拳が届かずに姿勢だけが崩れます。スパーリングなど対人で打つときは、ミットのときより拳1つ分だけ深く踏み込みます。ミットで覚えた距離感を、対人用に少しだけ前へずらすための考え方です。
- 相手の距離も同時に測る相手の距離距離を測るとき、自分のパンチが届くかどうかだけを見ていると、相手のパンチに無防備になります。自分が当てられる距離は、相手も当てられる距離です。自分と相手、両方の届く範囲を同時に頭に置いて動くのがこの考え方です。出入りの判断や、どこでガードを固めるかを決める土台になります。
該当する技はありません。