ボクシングのワンツーを使う技
左ジャブと右ストレートのワンツーを土台にした組み立てです。入り方や締めのパンチ、打った後の動きで形が分かれます。 27件
- ワンツー12ワンツーは、左ジャブを打ったすぐ後に右ストレートを続ける、もっとも基本のコンビネーションです。左で相手までの通り道と狙いを決め、右で同じ狙いを体の回転ごと打ち抜きます。ほかの多くのコンビネーションの入り口になる形なので、構えと同じくらい最初に固めておきたい技です。
- ワンツーフック123ワンツーフックは、ワンツーの後に左フックを足す、3発のコンビネーションです。真っすぐのパンチだけを続けると攻撃が単調になり相手に読まれやすいので、ここであえて横の回転を組み込みます。右ストレートで回した腰が戻る動きを、そのまま左フックの溜めとして使うのが特徴です。
- ワンツーワン(3発目が本命)121ワンツーの後にもう一度左ジャブを打つ3発のコンビネーションで、本命は最後の3発目です。手前の2発は相手のガードに軽く触れて、ガードの位置をずらしたり相手の反応を確かめたりするために使います。ガードが動いて空いた所へ、3発目の左ジャブを正確に当てます。
- ツーフック23ツーフックは、右ストレートを打ったあとに左フックを返すコンビネーションです。まっすぐのパンチだけが続くと、相手は正面を固めて下がれば対応できます。横から入る左フックを混ぜることで、ガードの外側を狙えるようになります。ワンツーの右を打ったあとの返しとしても、単独の組み立てとしても使えます。
- 深く踏み込むワンツー踏み込み12普段の踏み込みよりも深く入ってからワンツーを打つ動きで、踏み込みの幅を広げるための練習として行います。実戦では、相手が想定しているより近くまで入れるので、そのぶんパンチが当たりやすくなります。ただし、深く入っても構えが崩れず、打ったあとに戻れることが前提です。
- 空打ちの左ジャブ→本命のワンツー空打ち12空打ちの左ジャブ→本命のワンツーは、左ジャブをわざと外して打ち、相手の反応を引き出してから本命のワンツーを打つコンビネーションです。空打ちのジャブに反応して、相手の足が止まったり、ガードの動かし方の癖が見えたりします。その中でも足が止まった瞬間を狙って、本命のワンツーを差し込みます。
- ワンツー→バックステップ→左ジャブ12バックステップ1ワンツー→バックステップ→左ジャブは、ワンツーを打ったあとにバックステップで下がり、間合いを作り直してから左ジャブを置くコンビネーションです。打ち終わりに相手の近くに残らず、追ってくる相手の前に左手を出しておくことで、自分の距離から次の展開を始められます。攻めた直後の守りを固めたいときに使います。
- ワンツーワン→即バックステップ121バックステップワンツーワン→即バックステップは、軽いワンツーから3発目の左ジャブを当て、打った直後にすぐ後ろへ下がるコンビネーションです。手前の2発でガードを動かし、3発目を当てたら相手の届く範囲からそのまま出ていきます。打ち終わりに相手の正面へ残らないので、相手が打ち返してきても空を切らせることができます。
- 見せる左ジャブ→踏み込んで本命のワンツー1踏み込み12見せる左ジャブは、当てることよりも相手の反応を引き出すための軽いジャブです。軽く出して相手がガードを固めたり手を出したりした瞬間に、踏み込んで強いワンツーを打ちます。軽い球と本命の強さの差で、相手の対応を遅らせる組み立てです。距離が少し遠く、そのままでは本命が届かない場面で使います。
- ワンツー→バックステップ→ワンツー12バックステップ12ワンツー→バックステップ→ワンツーは、ワンツーを打ったら一度後ろへ下がって相手の攻撃を外し、もう一度ワンツーで入り直すコンビネーションです。攻撃、離脱、再攻撃の三つをひとまとまりにして回します。下がって距離を作り直してから入るので、2回目のワンツーを打ちやすい間合いから出せます。
- ワンツー→横へスリップ12スリップワンツー→横へスリップは、ワンツーを打ったあと、相手の正面に残らずに横へずれる打ち終わりの動きです。自分の打ち終わりは、相手が左ジャブを返してきやすく、正面に残っていると狙われやすい瞬間です。そこで右足を出して体ごと位置を変え、返してくるジャブの線から外れておきます。
- ワンツー(二段ステップで入る)二段ステップ12ワンツー(二段ステップで入る)は、遠い間合いから、ステップを二回に分けて少しずつ距離を詰めて打つワンツーです。一歩で大きく跳び込むより足が床に着いている時間が長くなるので、入っていく途中を狙われにくくなります。ミット打ちのときの距離感のままでは届かないので、少し深く入るのがこの形の前提です。
- 空打ちのワンツー→左ジャブ空打ち121空打ちのワンツー→左ジャブは、当てるつもりのないワンツーを先に見せ、相手が反応したところへ本命の左ジャブを通すコンビネーションです。見せ球のワンツーで相手のガードを動かし、足を止めさせます。開いた場所を3発目で突くので、打ちながら相手の反応をよく見ることが欠かせません。
- ワンツーフック(小・小・大)123ワンツーフック(小・小・大)は、ワンツーフックに、はっきりした強弱をつけた形です。左ジャブと右ストレートは浅く短い捨て球にして相手のガードを集め、本命の左フックでだけ大きく踏み込みます。3発の中でいちばん距離の短い左フックに合わせて立ち位置を決めるのが、この形の考え方です。
- 空打ち→左ジャブ→下がり左ジャブ→ワンツー空打ち11バックステップ12空打ち→左ジャブ→下がり左ジャブ→ワンツーは、空打ちの左ジャブから入り、左ジャブ、下がりながらの左ジャブを挟んで、入り直してワンツーを打つ応用のコンビネーションです。前に出る、下がる、また出るとリズムを変えることで、相手に次の動きを読ませないことを狙います。基本のワンツーや引きジャブに慣れてから取り組む組み立てです。
- 出し切らないワンツーフック123出し切らないワンツーフックは、ワンツーフックを、力をほとんど入れずに形だけ見せるコンビネーションです。当てにはいかず、同じ調子で続いていた攻撃のリズムを変えるために使います。同時に、相手がどこを守り、どちらへ動くかを見て、次の本気の攻撃の材料にするための球でもあります。
- 左ジャブ→右ストレート→左アッパー125左ジャブ→右ストレート→左アッパーは、左ジャブと右ストレートのあとに、左アッパーで顔を突き上げる3連打です。ワンツーで相手のガードを正面に固めさせ、その間を下から通します。ワンツーで近づいた距離から、そのまま打てる組み合わせです。右ストレートのあとに重心を真ん中へ戻すことで、3発目のアッパーに力が乗ります。
- ワンツー→ピボット12ピボットワンツー→ピボットは、ワンツーを打った後、前足を軸に体を回して相手の正面から外れるコンビネーションです。腕がいちばん伸びる長い距離で相手を突き放すように打ち、その流れのまま横へ角度を取ります。相手は向き直らないと次を打てないので、そのぶん攻撃でも防御でも一手遅れることになります。
- ワンツー→歩いて詰める12詰めるワンツー→歩いて詰めるは、ワンツーを打ったあと、もう一歩前に出て相手との距離を詰める動きです。当てたあとに自分から離れてしまうと、相手に立て直す時間を与え、せっかくのワンツーが生きません。跳び込むステップインではなく、歩くように足を運んで詰め、次の攻撃につながる距離を保ちます。
- ワンツー(その場・距離を測る)その場12ワンツー(その場・距離を測る)は、足を前に出さず、その場で腰と肩の回転だけを使って打つワンツーです。ラウンドの始めにまずこれを出すと、今の自分の立ち位置から相手に拳が届くかどうかがはっきり分かります。届けばそのまま攻め、届かなければ踏み込みを足す、という次の判断の基準になります。
- 斜めに踏み込むワン・ツー・ワン12斜め前1斜めに踏み込むワン・ツー・ワンは、ワンツーを打った後、3発目の左ジャブを打つのと同時に左斜め前へ踏み込むコンビネーションです。打ちながら相手の正面の線から外れるので、相手の返しを受けにくく、次の攻撃も打ちやすい角度に立てます。ステップとジャブがぴったり重なって、初めてこの形になります。
- ツーフックツー232ツーフックツーは、右ストレートから始め、左フックを挟んでもう一度右ストレートを打つコンビネーションです。右を主体にした攻撃で、右、左、右と腰の回転の向きを素早く入れ替えていきます。相手は右と左の両方を同時に守らなければならず、どちらを先に守るかを決めきれなくなります。
- ワンツーフック→ピボット123ピボットワンツーフック→ピボットは、左ジャブ、右ストレート、左フックと打ったあと、ピボットで体の向きを変えて相手の正面から外れるコンビネーションです。打ち終わりに相手の正面に残ると、そこは相手の反撃がまっすぐ届く位置になります。攻撃の締めに足を加えて、その位置から角度をつけて離れます。
- ワンツー→前に出て右ボディストレート12踏み込み2bワンツー→前に出て右ボディストレートは、顔へのワンツーを打ったあと一歩前に出て、そのまま右ボディストレートへつなぐコンビネーションです。顔へのワンツーで相手のガードを上に集め、そのあと空いた腹を同じ右手でまっすぐ打ちます。急がず、右ストレートを打ったときの体の角度が残っているうちに打ちます。
- 沈むフェイント→顔面ワンツー沈むフェイント12沈むフェイント→顔面ワンツーは、体を下へ沈める動きだけを見せて相手の意識を下へ散らし、すぐに顔へワンツーを打つ組み合わせです。相手がボディを守ろうとして防御を下へ寄せた隙に、空いた顔を狙います。実際にはボディを打たず、沈む動きを見せることだけで相手の防御の配分を誤らせるのが狙いです。
- ワンツーフック→サイドへ→ワンツー123サイドステップ12ワンツーフック→サイドへ→ワンツーは、ワンツーフックで相手をその場に固め、自分はサイドステップで横へ回ってから、本命のワンツーを打ち込むコンビネーションです。相手が正面を向いたままその場に止まっているうちに、自分だけが動いて角度を変えます。向き直られる前に打つことで、正面からの打ち合いを避けられます。
- ワンツーは両方を脅威にする両方に殺気ワンツーで左ジャブか右ストレートのどちらかが「来ない」と読まれると、相手はもう片方を避けることだけに集中できます。左右の両方に当てる気を込めて打ち、どちらも警戒させます。どちらか片方を見せるだけの手にしてしまうと、ワンツー全体が読まれやすくなります。力を抑えて打つ練習でも同じことがいえます。
該当する技はありません。