ボクシングの足さばきを使う技
踏み込み、バックステップ、ピボットなど、足の運びと組み合わせて使う技です。 38件
- バックステップ→追撃の左ジャブ(相手のワンツーに)バックステップ1バックステップ→追撃の左ジャブ(相手のワンツーに)は、相手のワンツーをバックステップで外して距離を取り、さらに追ってきた相手に左ジャブを当てて前進を止める技です。下がるだけで終わると、相手は勢いに乗って押し込み続けてきます。下がったあとに左ジャブを顔の前へ置くことで、相手の前へ出る勢いそのものを断ちます。
- バックステップ→ワンツーバックステップ12バックステップ→ワンツーは、バックステップで下がって相手の攻撃を外し、そこからワンツーで入り直すコンビネーションです。下がるだけで終わらず、相手の攻撃が空を切った直後を反撃の入り口にします。相手が前に出てくる勢いを空転させ、その勢いが止まった直後にこちらから入ります。相手の踏み込みに下がって合わせる場面で使います。
- 左ジャブ→引き左ジャブ(下がりながら)1バックステップ1左ジャブ→引き左ジャブ(下がりながら)は、左ジャブを打ったあと、打ちながら、または打ち終わりに下がりながら、もう一度左ジャブを出すコンビネーションです。下がる動きを守りだけで終わらせず、相手が追ってくる線の上に左手を置いておくために使います。相手に追われて下がる場面で、そのまま距離を詰めさせないための基本の動きです。
- 深く踏み込むワンツー踏み込み12普段の踏み込みよりも深く入ってからワンツーを打つ動きで、踏み込みの幅を広げるための練習として行います。実戦では、相手が想定しているより近くまで入れるので、そのぶんパンチが当たりやすくなります。ただし、深く入っても構えが崩れず、打ったあとに戻れることが前提です。
- ワンツー→バックステップ→左ジャブ12バックステップ1ワンツー→バックステップ→左ジャブは、ワンツーを打ったあとにバックステップで下がり、間合いを作り直してから左ジャブを置くコンビネーションです。打ち終わりに相手の近くに残らず、追ってくる相手の前に左手を出しておくことで、自分の距離から次の展開を始められます。攻めた直後の守りを固めたいときに使います。
- ワンツーワン→即バックステップ121バックステップワンツーワン→即バックステップは、軽いワンツーから3発目の左ジャブを当て、打った直後にすぐ後ろへ下がるコンビネーションです。手前の2発でガードを動かし、3発目を当てたら相手の届く範囲からそのまま出ていきます。打ち終わりに相手の正面へ残らないので、相手が打ち返してきても空を切らせることができます。
- 見せる左ジャブ→踏み込んで本命のワンツー1踏み込み12見せる左ジャブは、当てることよりも相手の反応を引き出すための軽いジャブです。軽く出して相手がガードを固めたり手を出したりした瞬間に、踏み込んで強いワンツーを打ちます。軽い球と本命の強さの差で、相手の対応を遅らせる組み立てです。距離が少し遠く、そのままでは本命が届かない場面で使います。
- ワンツー→バックステップ→ワンツー12バックステップ12ワンツー→バックステップ→ワンツーは、ワンツーを打ったら一度後ろへ下がって相手の攻撃を外し、もう一度ワンツーで入り直すコンビネーションです。攻撃、離脱、再攻撃の三つをひとまとまりにして回します。下がって距離を作り直してから入るので、2回目のワンツーを打ちやすい間合いから出せます。
- バックステップ→左フックを置くバックステップ3バックステップ→左フックを置くは、まっすぐ前に出てくる相手に対して、下がりながらパンチを外し、後ろ足の着地に合わせて左フックを置くカウンターです。相手の前進に逆らわずに下がり、相手が入ってくる位置へ左フックを待たせておきます。下がる動きと打つ動きの継ぎ目をなくすことで、相手に反応する間を与えません。
- ワンツー(二段ステップで入る)二段ステップ12ワンツー(二段ステップで入る)は、遠い間合いから、ステップを二回に分けて少しずつ距離を詰めて打つワンツーです。一歩で大きく跳び込むより足が床に着いている時間が長くなるので、入っていく途中を狙われにくくなります。ミット打ちのときの距離感のままでは届かないので、少し深く入るのがこの形の前提です。
- 誘いのバックステップ→右ストレートバックステップ2誘いのバックステップ→右ストレートは、相手に押されて下がるのではなく、自分から下がって相手を呼び込み、踏み込んできたところに右ストレートを合わせるカウンターです。下がる動きを、相手を前へ誘い出すための仕掛けとして使います。下がっている間も右を出せる溜めを残しておくことで、相手の踏み込みの瞬間に合わせられます。
- 空打ち→左ジャブ→下がり左ジャブ→ワンツー空打ち11バックステップ12空打ち→左ジャブ→下がり左ジャブ→ワンツーは、空打ちの左ジャブから入り、左ジャブ、下がりながらの左ジャブを挟んで、入り直してワンツーを打つ応用のコンビネーションです。前に出る、下がる、また出るとリズムを変えることで、相手に次の動きを読ませないことを狙います。基本のワンツーや引きジャブに慣れてから取り組む組み立てです。
- ワンツー→ピボット12ピボットワンツー→ピボットは、ワンツーを打った後、前足を軸に体を回して相手の正面から外れるコンビネーションです。腕がいちばん伸びる長い距離で相手を突き放すように打ち、その流れのまま横へ角度を取ります。相手は向き直らないと次を打てないので、そのぶん攻撃でも防御でも一手遅れることになります。
- ワンツー→歩いて詰める12詰めるワンツー→歩いて詰めるは、ワンツーを打ったあと、もう一歩前に出て相手との距離を詰める動きです。当てたあとに自分から離れてしまうと、相手に立て直す時間を与え、せっかくのワンツーが生きません。跳び込むステップインではなく、歩くように足を運んで詰め、次の攻撃につながる距離を保ちます。
- 斜めに踏み込むワン・ツー・ワン12斜め前1斜めに踏み込むワン・ツー・ワンは、ワンツーを打った後、3発目の左ジャブを打つのと同時に左斜め前へ踏み込むコンビネーションです。打ちながら相手の正面の線から外れるので、相手の返しを受けにくく、次の攻撃も打ちやすい角度に立てます。ステップとジャブがぴったり重なって、初めてこの形になります。
- ワンツーフック→ピボット123ピボットワンツーフック→ピボットは、左ジャブ、右ストレート、左フックと打ったあと、ピボットで体の向きを変えて相手の正面から外れるコンビネーションです。打ち終わりに相手の正面に残ると、そこは相手の反撃がまっすぐ届く位置になります。攻撃の締めに足を加えて、その位置から角度をつけて離れます。
- ワンツー→前に出て右ボディストレート12踏み込み2bワンツー→前に出て右ボディストレートは、顔へのワンツーを打ったあと一歩前に出て、そのまま右ボディストレートへつなぐコンビネーションです。顔へのワンツーで相手のガードを上に集め、そのあと空いた腹を同じ右手でまっすぐ打ちます。急がず、右ストレートを打ったときの体の角度が残っているうちに打ちます。
- 左ジャブ2発→踏み込んで右ストレート11踏み込み2左ジャブ2発→踏み込んで右ストレートは、左ジャブ2発で相手の視界とガードを固定し、足を止めさせてから、踏み込んで右ストレートを差し込むコンビネーションです。ジャブは速さよりも、同じ場所へ通す正確さを優先します。右を打ったらすぐにガードへ戻し、足で距離を取り直すところまでが一つの流れです。
- L字ステップ→ワンツーL字ステップ12L字ステップ→ワンツーは、近い距離で前足を後ろ足の近くへ素早く引き寄せ、そこから左へ抜けてLの字を描くように位置を変え、ワンツーを打つ組み合わせです。相手の真横や背中側といった、相手から見えにくい位置を取ってから打ちます。正面で向き合ったまま打ち合う状態から抜け出す手段として使います。
- 斜め前へ踏み込んで右ボディストレート1斜め前ピボット2b斜め前へ踏み込んで右ボディストレートは、左ジャブで相手の意識を顔(上)へ集めながら左足を斜め前へ踏み込み、ピボットで相手の側面へ回って右ボディストレートを打つ技です。相手の右腕の外側は守りが薄い位置なので、正面から打つより当てやすくなります。足の運びと打撃を組み合わせる練習にも向いています。
- ジャブバックジャブバックジャブ1バックステップ1バックステップ1ジャブバックジャブバックジャブは、左ジャブを打って下がり、また打って下がり、最後にもう一度打つコンビネーションです。前に出てくる相手を、下がりながら左ジャブで迎え続け、簡単に距離を詰めさせない場面で使います。当てることより、力を抑えて崩れずに動き続けられることを優先します。
- ワンツーフック→サイドへ→ワンツー123サイドステップ12ワンツーフック→サイドへ→ワンツーは、ワンツーフックで相手をその場に固め、自分はサイドステップで横へ回ってから、本命のワンツーを打ち込むコンビネーションです。相手が正面を向いたままその場に止まっているうちに、自分だけが動いて角度を変えます。向き直られる前に打つことで、正面からの打ち合いを避けられます。
- バックステップバックステップバックステップは、後ろへ下がって相手との距離を切る足さばきです。ただ後退するのではなく、相手のパンチを空振りさせて、自分の次の攻撃の準備を作るために使います。下がったら下がりっぱなしにせず、距離を詰めようとして踏み込んできた相手に、こちらから攻撃を返します。
- 打ち終わりの離脱離脱打ち終わりの離脱は、パンチを打ったあとにその場へ居着かず、必ず動いて抜けることです。抜け方はバックステップ、スリップ、角度取りの三つです。打ち終わりは相手が最も返しを狙う瞬間なので、そこで動いて相手のカウンターを空振りさせるために使います。
- スリップ→バックステップ(二段構え)スリップバックステップスリップ→バックステップ(二段構え)は、一発目をスリップで外し、続く二発目はバックステップで下がって、距離ごと切る二段構えの防御です。頭の動きだけで二発続けて外すのが難しいときに、足を使って相手の射程から出ます。続けて打ってくる相手に対し、一発目と二発目で守り方を変えるために使います。
- 小さく動き続けるステップ小さく動き続けるとは、常に軽くステップを踏んでリズムを取り、足を止めないことです。静止していると体が力み、相手の動きへの反応が遅れます。考えている間も足は動かしておき、長いラウンドでは要所で意図して短く止まり、その止まりを回復や誘いに使います。
- ピボットピボットピボットは、軸足を中心に体の向きを変え、相手の正面から外れる足さばきです。自分は打てる構えを保ったまま、相手にだけ向き直りの手間をかけさせます。攻撃の最後にセットで入れて、打ち終わりに相手の反撃の線から抜け出すための足さばきとして使います。
- 斜め前へ入る足斜め前斜め前へ入る足は、攻撃で距離を詰めるときの踏み込み方です。真横ではなく斜め前へ踏み込むことで、相手の正面を外しながら近づけます。見せる左ジャブとセットで使い、踏み込んだ先で軽く向きを変えて構えを作り直し、正面へ戻りながら本命のパンチを打ちます。
- サイドステップサイドステップサイドステップは、真横へ移動して、自分の立ち位置と頭の位置を同時に変える足さばきです。スリップやバックステップのあとに横へずれる、ロープ際で角度を作って抜け出す、といった守りと位置替えに使います。攻撃で入るときには使わず、そのときは斜め前へ踏み込みます。
- 2回連続のバックステップバックステップバックステップバックステップを1回だけ行うと、相手が追ってきたときに、まだパンチの届く距離に残ることがあります。距離を完全に切りたいときは、バックステップを2回続けます。このとき下がる方向は、相手が出してくるパンチが左か右かによって変え、追ってくる道筋から外れます。
- L字ステップL字ステップL字ステップは、近い距離で前足を後ろ足へ引き寄せ、そこから横へ抜けて、床の上にLの字を描くように動く足さばきです。相手の真横や背後へ回り込むために使います。相手が向き直る前にこちらだけが打てる位置を取れるので、回り込んだ先からそのまま攻撃につなげます。
- 二段ステップ二段ステップ二段ステップは、相手との距離を一歩で大きく詰めるのではなく、小さな二歩に分けて詰める足さばきです。足が床に着いている時間が増えるので、詰める途中で相手が反撃してきても反応できます。ワンツーで入る前の距離詰めなど、相手の反撃が気になる場面で使います。
- バックステップ→構えを見せる→横へバックステップ構えサイドステップバックステップ→構えを見せる→横へは、下がったあとにすぐ構えを見せて相手の追う気を削ぎ、そこから横へ動いて距離を稼ぐ組み立てです。バックステップだけで終わると、追ってくる相手にそのまま詰められます。構えを見せてから横へ動くことで、相手の追撃をもらわずに、安全に立ち位置を変えられます。
- 打ったら動く打ったら動く打ったら同じ場所にいないことが基本です。打ち終わりにその場に立っていると、相手の返しをもらいます。ただし動いて離れるだけでは自分の攻撃の機会も消えるため、当たったときは離れずにもう一歩詰めます。外れたら動く、当たったら詰める、の二つを打ち終わりのたびに選びます。
- 正面に居続けない角度を取る相手の正面は、相手の両手がいちばん届きやすい場所です。そこに留まり続けるのは、逃げ場のない場所へ自分から入っていくのと同じです。常に横や斜めへずれて、相手から見て打ちにくい角度を取り続けます。射程に入るときも出るときも、まっすぐではなく角度を付けて動きます。
- 長い連打で足を止めない足を止めない4発以上の長い連打を打っている間は、同じ場所に留まる時間が長くなります。その間に相手の相打ちやカウンターをもらう危険が一気に高まります。コンビネーションを短く区切り、重心を真ん中へ戻して足を動かしながら打ち続けることで、攻めながらも逃げ道を残しておけます。
- ロープ際は止める・いなす・回るロープ際下がり続けてロープを背負うと、後ろへ逃げる道がなくなり、取れる手が一気に減ります。ロープ際に来たら、相手を止める、攻撃をいなす、横へ回るの三択から一つを選び、位置をリセットします。バックステップだけで下がり続けないことが、ロープに詰まらないための前提になります。
- 動いてから打つ足を決める動いてから打つとは、足の位置を先に決めて、そのあとにパンチを出す順番のことです。動きながら打つと軸がぶれて、パンチが軽くなります。足が止まった瞬間に打つ癖をつけると、床を押した力が拳まで届き、自分から相手のカウンターの的になることも減ります。
該当する技はありません。